会話も能力も花開く、読書会バーベキュー!


人にはそれぞれ特殊な能力がある。
それが磨かれたり、放ったらかしにされたりしている。
花開かせるには、どうしたらよいのだろうか?

コロナ禍なので人と喋る機会が激減した。
我慢をしたし、苦境に陥った。例えば、自律神経がおかしくなって、傷が治らない日々を過ごしたり、夜に眠れなくなったりした。
我々にはネット動画じゃなく、文字情報じゃなく、何かが必要だ。
そんな時、たまたま思い至ったのが読書会でした。

好きな本を紹介する。
マスクをしながら喋るので感染リスクは低い。
そして、本を読む楽しみが増える。
人が紹介してくれた本を読むと、その人と繋がりが得られた気にもなる。

そんな読書会という企画を立ち上げたのが、6月のこと。

自分と同じニーズを抱えていた人達が沢山いたようで、続々と集まってくれた。
読書会なんて地味だと思っていたけれど、好きな本を語るのも、知らない話を紹介されるのもめっちゃ楽しい。驚くほどに満たされる。
説明する技術が上がるし、知識も増える。有意義だ。

しかし、時間が足りない。カフェのクローズ時間が早まっているので1時間しかない。

もともとパーティー志向な私ですので、
「日中にバーベキューしながら語れたら、めっちゃいいなぁ」
妄想が膨らんだ。

だけれど、たったの3ヶ月間の歴史しかなくて、会は6回だけ。
そんな会の懇親イベントに参加したいか。

来る人がいたとしても2人や3人だとわざわざ野外で催すよりも、シャレオツなカフェが良いのではないか。

上手くいけば心躍るイベントになるはずなのだが、上手くいかない可能性もある。

企画を立てて呼びかけるべきか?
もう少し機が熟すのを待つべきか?
目を閉じて考え、こめかみに力が入る。

それから3週間後くらいだろうか、2021年9月20日(月・祝)
我々は読書会バーベキューを催しました。

カンパーイ!

野外で話が弾む(マスク着用)

炭で焼く肉が旨い。外で食べるご飯は美味しい。

時間を気にせず本を紹介できる。

だけどだいたい10分くらいでまとまる。

なぜか盆踊りの話に熱を込める私。

目一杯好きなことを語れる時間が訪れた。
我々に必要なのはこれだ。
人が直接しゃべる情報が頭の中にドバドバ入ってきて、疲れも感じましたが、心のなかにお土産をもらったような充足感。

感染リスクを抑えた良いパーティーができた。
できるだけ長く、心の中をほんわり温めてくれますように。

1人づつ本を紹介し合いました。
しかし、まとめる目的意識がなかったので、ふわっと聞いた。
・恋愛少女まんがのような怪獣まんが、キャラメリゼ
・世界各国の教室を写した写真集
・百合まんが
・葉桜の季節に君を想うということ
・ラブホテルの上野さん
・PHPのまとめ版
・脳のために大事なのはランニングという本
・クリムゾンの迷宮

タイトルなど、うろ覚えです。

結局のところ、本は話題提供のきっかけで、自分を取り巻く社会について語った。
人それぞれに経験が凝縮されているので、トークってのは面白いですね。

さて、今回の企画、
読書会スタートから3ヶ月でバーベキューパーティーに持ち込むという私の特殊能力が発揮されました。
不思議な力がある。

しかし、能力があるだけじゃダメだ。
やろうかどうしようかと悩んだ際、やろうと決意すること。
その「勇気」

いや、違う違う。
大事なのはノリの良いフォロワーです。
「バーベキューしようと思ってるんですが……」
と、言った時に、
「ワーイ、楽しそう」
と、言ってくれる人達が大事です。

こういう時に能力が花開く。

だから特殊能力を発揮するには、身近な人間関係を大事にすることが近道。
ネットの向こう側の人と繋がった気になれる環境だから、見えにくくなってしまった。
「先ず隗より始めよ」
と、自分に言い聞かせています。

さて、
次回の読書会は10月6日(水)です。
>>好きを語ろう読書会7話(こくちーず)
またよろしくおねがいします。


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